このレタースケールの特徴は、一般的な携帯用のレタースケールが天秤型であるのに対し、このカードバランスは「ばね秤」の方式をとっていることである。

「ばね秤」は、文字通り、バネの「伸び・縮み」を利用した秤である。
この機能をどのように実現しているかというと、写真上のカードサイズの形状から写真下のように変形させることで、レタースケールとして機能するようになっている。
つまり、カード中心にバネが仕組まれており、このバネの縮み具合によって重さを量るようになっている。

この製品が、構造が比較的簡単に実現できる天秤型ではなく、むしろカードサイズにすることが難しい、バネ秤を採用したのは、非常に興味深いところである。

カード型文具の中でも、非常に良い製品の一つである。